2022年に向けて

皆さま、こんにちは、そして、こんばんは。

 

中小企業診断士の菅野です。

 

今日のテーマは、「2022年に向けて」です。

 

ぜひ、お付き合いください。


2021年10月26日からスタートした「新しい資本主義実現会議」・・・第1回会議で示された「新しい資本主義実現に向けた論点」の中に、「成長と分配の好循環について、分配の原資を稼ぎ出す『成長』と次の成長につながる『分配』を同時に進めることが、新しい資本主義を実現するためのカギ」という記載があります。

 

企業も人も・・・企業であれば、老舗であっても、創業したばかりの企業であっても、人であれば、若くても、年配者であっても、「成長」というキーワードは欠かせないことだと思います。

 

「成長」があるからこそ「分配」もできる・・・分配できるからこそ、多くの命をつないでいくことができると考えますと、成長への意欲が湧いてきますね。

 

やはり企業も人も・・・「理念」や「ビジョン」がとても大切だと感じました。

 

参考:新しい資本主義実現本部/新しい資本主義実現会議



もうひとつ、2022年に向けて考えたいのが「伴走型支援」です。

 

2021年10月20日からスタートした「伴走支援の在り方検討会(中小企業庁)」では、中小企業を取り巻く環境変化として、以下の記載があります。

 

1.コロナ前とは大近年、脱系列取引、グリーン化やデジタル化の進展、人口減少等、中小企業を取り巻く環境が大きく変化する中で、経営の方向性を見極めることが徐々に難しくなっている。こうした不確実性の高い時代において、生産性向上、事業継続、販路開拓等を実現していくためには、経営者が変化に柔軟に対応できる「自己変革力」を高めることが必要。

 

2.こうした中、全く予測が出来なかった新型コロナウイルス感染症の拡大による経営環境の劇的変化が起こり、コロナ前とは大きく異なる時代が到来することが予想される中、中小企業の経営者が単独で環境変化に対応することはさらに困難となってきている。経営環境が劇的に変化する中での経営の方向性、経営の本質的課題について、共に考えてくれる第三者の存在が求められている。

 

参考:伴走支援の在り方検討会

 

弊所では、3ヶ月~6ヶ月でプロジェクトを終了するスポット支援が多く、継続的な伴走支援を行うケースはそう多くはありません。しかしながら、プロジェクト終了後であっても、PDCAを回すための支援の必要性・重要性を感じることがあります。

 

諸説ありますが、伴走支援は、予実管理(PDCA)支援を起点として、管理体制整備(業務プロセス改善、IT化等)、経営資源(ヒト・モノ・カネ)の確保や配分、新たに発生する課題に係る分析・解決策の検討等を行いながら、当社のありたい姿(ビジョン)の実現をサポートしていくことかもしれませんね。



2021年ももうすぐ終わろうとしています。

 

何かと変化が多い年でしたが、おかげさまで、関係各位様のご協力を賜り、「お役立ち」を意識しながら、着実に次の一歩を踏み出すことができたと感謝しております。

 

2022年は、「さらなるお役立ち」を実現するため、「自らの成長」を意識しつつ、伴走支援を視野に入れたコンサルティングを強化していきたいと考えています。


本日はここまでとさせて頂きます。

 

今年1年、本当にありがとうございました。

 

良い年をお迎えください!