皆さま、こんにちは、そして、こんばんは。
中小企業診断士の菅野です。
今日のテーマは、「外部環境の変化」です。
ぜひ、お付き合いください。
外部環境分析のフレームワークにPEST分析という分析手法があります。
PEST分析とは、自社を取り巻く外部環境が、現在もしくは将来的にどのような影響を与えるかを把握・予測するためのフレームワークのことです。
「政治(Politics)」「経済(Economy)」「社会(Society)」「技術(Technology)」という4つの外部環境を取り出し、分析対象とします。
最近では、特に「政治(Politics)」「経済(Economy)」面における変化が激しいですね。
その原因の一つとして、国際情勢における影響があるのではないでしょうか。
歴史の転換期と言われて久しい現代に生きる私たちは、予測され得る混乱に備える必要があるのかもしれませんね。
例えば、自然災害や感染症等の被害に加え、世界各地の有事は決して他人ごとではなく、BCP(事業継続計画)の困難さも日増しに大きくなっているように感じる今日この頃です。
仮にですが、日本が有事に巻き込まれたら、事業継続は可能でしょうか・・・
勿論、人命第一として考えるわけですが、事業継続に必要な資源やビジネスモデルなど、検討課題は多々あるように感じます。
また、経済面では、例えば、インフレへの適切な対応、賃金引き上げを行うだけの付加価値、金利上昇に耐えられる体質など、検討課題は少なくないと思います。
話しは変わりますが、近年の状況をみていますと、新約聖書の黙示録を想起させます。
しかしながら、いくら悩んでも国際情勢を変えることは困難なので、今後の展開を予測し対策を講じるには、想定される外部環境変化を受け入れ、企業体質を再構築することが大切なのかもしれません。
今日はここまでとさせて頂きます。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。