皆さま、こんにちは、そして、こんばんは。
中小企業診断士の菅野です。
今日のテーマは、「GIVEできるもの」です。
ぜひ、お付き合いください。
さて、仕事で成功するためには Give & Take から一歩進んで、相手に貢献し続ける Give & Give の姿勢を持つことが大切と言われます。また、他者への貢献が正しい形で報われるためには、付き合う相手を選ぶことが必要ともいわれています。
だいぶ前のことですが、ある営業パーソン研修で、「自分が Give できるものは何か」についてディスカッションしたことがありました。
「そもそも、Giveできることって自分にあったかな?」という状況から始まりましたが、「お客様に笑顔で接すること」、「楽しい会話をすること」、「お客様の記念日を忘れずご挨拶に行くこと」など、様々な意見が出されました。
営業パーソンは、相手の気持ちや感情に配慮できる感性を備えた方が少なくないですね。
多面的に相手をよく知ろうという意識が強く、自分の主張や意見を押し付けることはありませんし、相手の感情や気持ちといった見えにくい部分まで配慮することができます。
なので、相手の状況や立場を理解し、細やかな気配りができる・・・これも立派な Give ですよね。
また、相手が「欲しい情報」を提供するという意見もありました。
BtoB の場合は特にですが、新鮮で有意な情報を与えてくれる営業パーソンは重宝されます・・・これも無償でできる Give かもしれませんね。
他にも、ボランティアやプレゼントなど、時間やお金がかかる Give もありますが、そこに無理が生じたら本末転倒です。 Give & Give の姿勢を持ち続けることが困難になってしまいますね。
Give & Give は、「何のために」行うのかという目的を確認しておきたいですね。
営業マンである以上、契約が欲しいのは当たり前ですが、あまりにも露骨だと嫌われてしまいます。
成功する営業マンは、与えること、親切にしたり、ちっちゃいものをプレゼントすることによって、ネットワークを作るんですね。
ネットワークを作って、長期的にみていくと、自分がなにか困ったり、新しいことをしようとした時に、人がすぐ集まってきてくれますね。
結論としては、
- 自分ができることで Giveを考え、実践しよう!
- Give & Give を通じて、ネットワークをつくろう!
ということになりました。
Give & Give は、ある程度の余裕が必要ですね。
心に余裕があれば、ご縁に感謝することができます。
心に余裕がなくなると、Give & Give を忘れてしまいがちです。
また、目的を確認しておきたいですね。
Give & Give を実践しても、結果を期待しないというスタンスが大切かもしれません。
良好な人的ネットワークが育っていけば、やがて Win-Win の関係になっていきます。
多忙な毎日を過ごしながらも、心に余裕を持ち、良好な人的ネットワークを構築していきましょう!
本日はここまでとさせて頂きます。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。